いまさらWindows7をインストールする
いや、もちろんSP1ですよ。無印だったらとりあえずSP1をダウンロードしておいてローカル適用くらいしたほうがいいかなあ。
あと、やっぱり2020年にサポートが切れる*1ってこともあり、毎月のパッチがパッチパッチでふくらんでて、いまさらインストールしたとか、アップデートを1年以上ほったらかしてたとか、そういうPCはとりあえずアップデート自体できない。
まず「ディスクの空き容量はあるか*2」と「メモリは増設できるか」を検討したほうがいいと思う。あくまでもWindows7で延命したい人向け。
あと7月末までは窓10を勝手に裏でおとしてきそうなので、さらに5GBくらいの空きがいるとかどうとか。
パッチの順番(無保証)
SP1プリインストールマシンをリカバリしたやつだと、下記をやらなくても、ふつうにWindowsUpdateだけでよいという話もあります。(すでにいくつかのパッチがあたっているみたい)あくまで無保証です。
1.IE11
その昔OSとブラウザをくっつけて売ったとかでもめたこともあった気がするんだけど、やっぱりWindowsを使うにあたり、(ActiveXを話せる)IEをアップデートしないと何もはじまらない。後述するパッチをダウンロードできるサイト「Windowsカタログ」では、IEでないと何もできない。
IEは9じゃなく11をインストールすること。SP1インストール直後のIEは8だと思うので、そのままネットにつなぐと(セキュリティ的には超危険だが)いちおうダウンロード画面にとばされる。
IE11のインストール時に、他の更新パッチも入るようなので、ネットワークにはつないだまま作業したほうがよいと思う。(ていうかオフラインだと詰むよね……)
2.2016年5月に出た、累積パッチ
つぎに、累積パッチをあてる。ただし、累積パッチの前にもパッチが必要。
KB3020369(https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3020369)にある。
このへんのことは、@ITさんとかに書いてるので、そちらも見てほしい。ほんと@ITさんにはこの業界に転職(?)してからお世話になりっぱなし。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1605/20/news041.html
いよいよ累積パッチ。これの本体(KB3125574ロールアップ)は、Windowsカタログで配布されている。かんたんにいうとWindowsUpdateとかで手に入るファイルをバラで配っているところ。
このサイトは、ActiveXという技術を使っているので、IE(11)以外の、FirefoxとかChromeでは動かない。さらに、「このWEBサイトのアドオンは実行できませんでした」とか言われることもある。その時は、IE11を管理者権限で実行する。(スタートメニュー→IE11のところを右クリック→管理者で実行(管理者パスワードがいる))
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=KB3125574
3.Windows Update Clientの最新版を入れる
WindowsUpdateをするための部分も毎月アップデートされてて、これが古すぎるとだめらしい。こちらも最近お世話になっているサイト「ぼくんちのTV別館」さんより。
http://freesoft.tvbok.com/tips/windows_update/microsoft_solutions_documents.html
2016年6月時点、Windows Update Client の最新の更新ファイルは 3161647 です。これは KB3161608 に含まれています。
パッチ自体はKB3161608からダウンロードできる。※7月第2火曜日の翌日以降はこの情報はたぶん役に立たない※
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/search.aspx?q=KB3161608
7月以降は、KB3161647の解説のようなものが載っているパッチを探せばいいはず。
しかしこれ自動翻訳だから翻訳がしょぼすぎる。提案しといたけど。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3161647
これでなんとか
で、この順番で適用後、WindowsUpdateをかけたところ、検索時間10分程度でパッチ50個くらい出る状態にまでなりました。検証中、IEとかパッチの順番が違ってて、5時間待ってもなにも出ないとかそういうのではまってましたので、もし同じことではまってる人がいれば、参考にしてもらいたいと思います。