なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

Amazon Kindle オーナーライブラリーは電子図書館たりえるか?

Amazon Kindle オーナーライブラリー


Amazon Kindle オーナーライブラリーが開始されたそうで、ちょっと気になっている。プライマーかつKindle端末を持っていないとならないけれども、これって考えようによってはすごいことじゃないかなーと思った。

まるで図書館みたい

はじめてこのニュースを見たときは「本屋でまるごと1冊試し読みできるような感じ」とブコメしたけど、あとから考えてみたら、これ図書館みたいじゃない? と思った。1か月に1冊ずつ”借りられる”(このシステムで閲覧した本は購入扱いとはならない*1)ことからだ。

図書館の使い方

だいたいみなさんはどこの図書館をどういう感じで使っているだろうか。「自宅のある地元」か「勤務地が所属するところ」ではないだろうか。
僕は勤務している会社が京都市内なので、「京都市図書館」のカードを作っている*2
図書館に行くのはいつか? 会社が休みの日か、それか仕事の前か後。交通費もかかるかもしれない(いまは通勤定期で行けるところを選ぶけど)。
何冊借りるか? 時と場合によるが、たとえば4冊までってあっても、重いからそんなに借りないってことない?
ちゃんと読むか? 返却までに読まずに返しちゃうこともあるよね。
そして希望の本を借りているか? 京都市図書館の場合検索システムがあるから、読みたい本がどの図書館にあるか調べられるんだけど、たとえばその本が無かったとき、類似した別の本を借りたりしない?

って考えて、オーナーズライブラリーすげえ

  • いつでも本が選べる
    • 図書館の開いている時間も、混雑具合も気にしなくていい
  • 本の重量気にしなくていい
    • もしも数冊対応になったらほんとすごいんだけど1冊だけでも重量気にしなくていいし、なにより本の破損も気にしなくていい。ボロボロになった本を借りるということもない。
  • 読めなくても無料
    • 1か月以内に読もうが読もまいが無料
  • 読みたい本が無くてもなんとなく立ち読み感覚でなんか借りる
    • これも大きいと思う。

あえていうなら今のところ「どの本が」プライム対象なのかがわかりづらいところです。

費用対効果いかに

Amazonプライムはこの時点で年会費3900円。もちろんもともとのサービス(お急ぎ便無料とか)がある。おおよそ月に300円ちょっと。図書館までの移動コストはまかなえると思う。
あとは、Kindle端末を持っているかどうか(この時点でiOS版などのKindleでは対応していない)。いちばん安いのはPaperWhite。koboちゃんが対応してくれたらなあ(違)。

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

うーん、ちょっと気になるなあ。

*1:後日購入したときにしおりとかの同期はとれるみたい

*2:地元の図書館のほうが蔵書も少なく(すみません)、行きにくいってのもある