ここ10年影響をうけたオープンソース
どこかで書いていたかもしれないけれど、創作活動の歴史と併走してるっぽいOSS関係のことを書いてみたいと思う。
この10年で一番人生に影響をうけたのは、やっぱりオープンソースソフトウェアとそのコミュニティ、コミュニティイベント活動など、なんだろうなあと思う。
最初の出会いは、大学生だった頃なので約20年前だが、この頃はまだOSSというものがよくわかっていなかった。パソコン通信などで手に入るフリーウェアともちょっと違うくらいには理解していたと思う。
大学生時代はゼミの課題などでPerlを使うことがあり(これがきっかけで今年ラリーさんに会うという野望を果たすとこまでいった)、それと大学のUNIXシステムでホームディレクトリの下にWWWコンテンツをおいたり、そういうのがいい方向に傾いて、現職の仕事に役立っている。
(ちなみにLinuxを本格的? にさわったのは現職に入った2001年くらい)
大学時代にPerlをさわってましたと言ってしまったばかりに、某案件でPerlを使うやつに投げ込まれてしまい、必死でピンクのラクダ本*1とか借りて読んでいた。わからないところを(たしかまだGoogleさんじゃなかったような)検索してるうちに、とあるpm(Perlモジュール)を開発している方のホームページを見つける。
その方とやりとりしたか、その方の日記ブログか何かで見たかがあんまりおぼえてないんだけど、Kansai.pmに行ってみようと思った。
初めて発表をしたのが2005年*2で、それからOSSコミュニティ活動にも興味を持つようになった。*3
ちょうど、LPICの無料講座というのが*42006年のKOF1日目に入っていて、会社から行けることになった。そのとき講師をされていたのが、宮原さんである*5。名刺交換したり、たまたま翌日のブースでも会ったとかあって、OSCというイベントがあることを知る。
OSCは年中、全国を回っているOSSコミュニティのイベントで、夏に関西(京都)、春と秋に東京でやることはほぼ固定されている。この京都のOSCに2007年頃から参加するようになった*6。
OSCの運営や準備関連のMLや、その他気に入ったOSSのコミュニティのML、勉強会、オフ会に足をつっこむようになって、気がついたらなぜかUbuntuのネックストラップをぶらさげていたりした。
いまは、これまでに感じてきたOSSの世界とかを、「ただしく」伝えられるようなものを書いたり、あるいはソフトウェアのこととか難しく感じるという人へ易しく解説できるメンターのような立場になれればいいなあと思っている。
*2:Perlを教える(PDF),http://kansai.pm.org/Kansai.pm/archives/20050522/teach_perl.pdf