なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

平成23年特別試験。

(この記事は10月中旬に書いています。)
東日本大震災*1の影響で延期されていた、平成23年春の情報処理技術者試験は、6月26日に行われました。元々応用情報(1回目)を申し込んでいたので、そのまま受験する流れとしました。後でカレンダーを見返してみると、6月は上旬にMCPも受験していたという、ちょっとハードなスケジュールだったのかもしれません。

会場は家からたぶん試験会場候補地としては一番近い、奈良産業大学でした。特別試験のため、急遽会場となった可能性もあるかもしれませんね。はてなハイク2的には部室*2が超^6きれいでした。(^^;

試験日が延期になったというのにぜんぜん勉強が進んでおらず、今回午後対策は全くやりませんでした。雰囲気だけ味わって午後は問題用紙をもらって帰ろうという作戦も考えていましたが、じっくり考えて解けそうな問題に取り組んでいるうちに結局最後までいました。

元々午前からダメだと思っていたので、不合格に関してあまりショックはありませんでした。(最終的に午前が6割ちょっとで、午後が5割弱でした)ちょっとだけうれしかった(?)のは、過去問で復習すればするほどそれなりにはねかえってきているな、と感じたこと。さらに、これまでのAPや、その前身となる試験からの再出題率も高く感じられました。問題文や選択肢までいっしょ、というのがちらほらありました。

攻略法というか

応用情報は新試験概要のレベル3にあたるので、レベル1(ITパスポート)・レベル2(基本情報)で苦手なところを克服しつつ、かつ、得意なところをうっかり落とさないようにしておかないと、午前を通過することはできないです。
さらに、午後試験は午前の知識で半分くらいは解けるので、単純に考えれば「全く答えられない分野を作るとアウト」ともいえるでしょう。まあ頭ではわかっていてもなかなかできないのですが。

ロマリアに来たものの全く敵が強くて、やっぱりアリアハンに戻りました的な作戦がいいのかもしれないです。−−予算によゆうがあれば、より新しい・わかりやすい(以前合格した試験の)参考書を補充してもいいと思います。

勉強に使ったもの

恒例にしようと思っている試験対策に使ったものものです。

初めて受ける応用情報技術者〈2010年版〉 情報処理教科書 2009年秋期 基本情報技術者 合格問題集

『初めて受ける応用情報技術者』(2010年版)は、基本情報2回目の時に導入したもの。文字通り初めて受ける人向けに、シラバスの内容をしっかり解説してくれています。さくいんもあるので、何も本を持っていない人にはおすすめ。ただ、ページ数を整えるためか、表の位置が飛んでいたり、前頁の最終行から段落がはじまったりしているところがある。
その他、以前から使っている基本情報の本と、ITパスポート時代に作った単語カード等。
会社で購入しているIT関係の雑誌に、資格の特集があれば読んでみたり、なども。

過去問については、1回目の受験前までに、応用情報の午前問題を、それぞれ別のもので3回解いたと思います。1回目はボッコボコでしたが、3回目はぎりぎり6割まで上がりました。前述のとおり、午後問題は一切やっていませんでした。

はてブを活用?

http://b.hatena.ne.jp/namikawamisaki/%E8%BE%9E%E6%9B%B8%E3%83%BB%E6%A4%9C%E7%B4%A2_AP/
自分のはてブに「辞書・検索_AP」というタグを作り、調べた用語などはここにまとめていきました。
試験そのものの解説をITProさんが掲載してくれている分は非常に役にたちました。(閲覧には無料ですが会員登録が必要です。)

実務経験が無いとAP午後はつらいのか?

無くてもいいけど、あると問題を解く速さが上がるなあと思いました。APではネットワークやセキュリティの問題は過去問の講評でも難易度が「高い」とよくとりあげられています。クライアントのヘルプデスクや、サーバ管理を10年弱やってきた自分から見ると、ひとつひとつ提示された問題文を読んでいけばさっくり書けるところが多かったです。

しかし、基本情報よりも苦手な問題はパスできるとはいえ、まんべんなく午前レベルの知識を積んでいないと、午後はつらいなあと思いました。
そして、応用情報から「記述式」の回答をすることになるので、日ごろえんぴつやシャープペンシルで字を書いていない人や、15〜35文字程度で何かをまとめるのが苦手な人は、練習しておいたほうがいいと思いました。

あとはたぶん↓に勝手に関連記事が出ると思う(が、古くてリンク切れがある)

*1:どう呼ぶか自分の中でまだはっきり決まってないけど

*2:トイレ