ITパスポート試験を受けて来ました。
平成21年の春期から、情報処理技術者試験の教科が改訂され、ITパスポート試験が新設されました。平日昼間の仕事をIT業界に変えてから約n年*1、ついにこの手の国家試験に手を出してしまったので、受験前後で気づいたことなどをまとめてみます。
受験対策
本屋で数種類検討したうえ、この本を選びました。
- 作者: 岡嶋裕史
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただし、この本は読む人を選びます*2。文中の解説や挿絵がけっこう”はじけて”いて、IT業界にいる人ならニヤリとできるところもありますが、IT業界以外の方や、コンピュータ操作に慣れていない、といった方にはおすすめしません、ときっぱり書いておきます。
一度読んでも概要がつかめないところは、別の書籍やウェブサイト*3で補完していきました。
模擬試験は、本の末尾についていたものや、付録CD-ROMの問題で行いましたが、あまりやりこみませんでした。
試験までの準備(アナログ)
- 持ち物は早めに準備しておく。
写真や筆記用具など、早めに準備したほうがいいでしょう。私も今回は鉛筆を使いたかったので、数日前から鉛筆を削って落書きして使い慣れるようにしておきました。
- 試験場所までの交通手段を確実にチェックする。
今回の受験場所は、運良く出身大学になったので、さほど心配しませんでしたが、行ったことのない場所が試験会場になっている時は、できれば下見をすることをおすすめします。試験日は日曜日なので、休日ダイヤになってしまって、電車の連絡がうまくいかない、なんてこともあるかもしれません。
試験にのぞむ
実際の試験問題は、各分野やっぱりまんべんなく出題されていました。なので受験前から苦手だった分野はやっぱり得点できていませんでした。
「ジャストインタイム」とか「ブレード型サーバ」といった、最近きくような? 用語について問うているものもいくつかありました。教科書やシラバスに載っている用語だけではなく、そこから最近の話題にもふれておく必要があるなと感じました。
個人的には、マークシートに記入するのが一番つらかったです。慣れてない人は意外に時間を使うので要注意です。
それと、試験会場は少し空調が効いていて寒かったです。外が暑くても、長袖のシャツにしたほうがよかったかな、と思いました。
- 早く退出するのはいいのかどうか
十分に答案チェックができていれば、早く退出してもいいかなと思いました。今回は初めてだったので、最後までいましたが、答案を回収してから枚数がそろっていることを試験官さんたちが確認できるまで、原則退出ができません。試験終了時間から10分程度待たされることがあります。
- どんな人がいたか
一番多そうなのは大学生〜フレッシュマンぽい人でした。そのほかには、高校の制服を着た人、ビジネスマンなどなど、いろいろな人が受験していました。
まとめ
今回は受験申し込み締め切りぎりぎりから対策をはじめたため、あまりよゆうをもって勉強できたとはいえませんが、ひさしぶりに試験を受けるという経験ができてよかったです。
初めて行われる試験ということもあり、教科書や模擬試験にもあまり頼りきらないようにして、いままで仕事でふれてきたIT関係の知識を復習しようという感覚で勉強しました。*4
自己採点の結果、やはり苦手なところを間違えていましたが、たぶんマークミスをしていなければ合格していると思います。
さて、つぎの目標は基本情報なんですけど、受験するかどうか……。