なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

ネットで使いづらくなるかもしれない文字について

私たちが文字を手書きする時は、ノートに「文字そのもの」を考えながら書いていきます。「おはようございます」では「お、は、よ、う……」。ついでにあいさつをする姿も想像しちゃったりして。

パソコンで文字を表示するには、私たちはたしかにキーボードやマウスを使って入力しているけど、パソコン側では、「おはよう」は「82A882CD82E682A4」みたいなコードを使っています。ひらがなや漢字ではない、とだけイメージしてもらえたらOKです。

で、この文字をしめす記号(文字コード)、一部のソフトウェアやOSでは、ほとんどのコンピュータが扱ってきた文字コードと違うものを使っています。よくある例が丸数字(○の中に1とか)やローマ数字、小さいキロとかワットとかセンチとか、半角カタカナの文字、携帯メールの絵文字。これらは携帯で絵文字を書いてもパソコンで読めなかったりした経験がある方だとわかってもらえると思います。

今度、WindowsOSの最新バージョンのVistaが発売されるし、ウェブブラウザのインターネットエクスプローラも6から7にバージョンアップします。それらにも、一部の文字が思ったとおりに表示されないことがあるらしいです。

技術的なこととか、詳しい話は、以下のホームページが参考になります。

Vistaの文字問題(奥村晴彦先生)
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/1186

IE7にオンライン・ストレージやWebメールで日本語ファイル名が化ける不具合(日経BP/ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061129/255256/

○インターネットディスク 動作環境(ジャストシステム
http://www.idisk-just.com/rules/idisk_env.html

なので試しにそれらの字を使った文章を作ってみました。

例文(?)

「圭太郎さん、あの箪笥の表側に貼っている紙には、なんて書いてあるの」「上から順に、旨みのもと、お酢、竹の菜箸」
(「けいたろうさん、あのたんすのおもてがわにはっているかみには、なんてかいてあるの」「うえからじゅんに、うまみのもと、おす、たけのさいばし」

もしかしたらこんなんになるかも*1

「契太郎さん、あの胆笥の廟側に点っている紙には、なんて書いてあるの」「上から順に、酸みのもと、お神、胆の菜箸」

*1:バイナリエディタでいじっただけ