なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

読者の立場になる(SNS・ブログ編)

読者の立場になる

物書きの仕事、あるいはそれを目指しているときに、よくきくのが、「読者の立場になる」こと。おおむね、作者独りよがりの視点になってないか、客観的に見ようといった意味で使われてたりしますね。

SNSやブログでも、そこに気を付けておくことは大事です。ついうっかり、その時の感情で、とくにマイナスイメージを放出してしまうけど、ネガティブなツイートばかりしてるとフォロワーにいつの間にか離れられたりミュートされていたなんてこともあります。

SNSやブログを、いわゆるアフィリエイトとか、企業公式とかで書いている場合は、もう一つ気にしておくといいことがあります。それは、一般読者としてSNSやブログにアクセスすることです。ブラックボックステスト*1っぽく。

理想はもうひとつ「一般ユーザー」のアカウントを取る

ブログを書く時、管理者でないユーザーは、もちろん記事の編集や削除はできません。つまり、(当たり前ですが)管理者ではできることができない、見えるものが見えないのです。たとえばはてなブログはてなダイアリーであれば、管理者でなければ、記事の横に「編集」が表示されませんよね。

あるいは、Facebookであれば、公開範囲を友人までに決めておけば、友人でない人はその記事を読むことができないですね。

そういった「違う見え方」のできるアカウントがあると、「ああ、他の人にはこう見えているんだな」とわかるのです。*2

もうひとつアカウントが取れないサービスであれば、「ログアウト」すればだいたい同じように「第三者の視点」で見られますね。

セルクマとかは別に悪くない

悪意が無ければ、はてなブログでも自分のブログの読者になっておいてかまわないと思います。私は自分のブログの読者登録をしていて、更新情報とかがどんな風に見えるかなどを確認しています。
それと、はてブはてなブックマーク)では、セルクマというスラングがあり、これはセルフブックマークを指します。自分で自分のサイトをブックマークするので、いわゆる自己宣伝になり、人によっては悪い印象を与えることがありますが、現時点ではてなさんではこれを禁止とかはしていません。(もちろんスパム目的だとだめですけど)

もうちょっとよゆうがあればGoogleのウェブマスターツールを使おう

さらによゆうがあれば、おそらくみなさんGmailのアカウントを持っておられると思いますので、無料で使えるGoogleウェブマスターツールを使うとおもしろいです。はてなブログでは対応しています。
これを使いこなすのはちょっと時間がかかりますが、とりあえず「どこから自分のブログやホームページの、どのページに飛んで来ようとしてエラーが出ているか」というのがわかりますので、リンク切れを探したり、あるいはアクセスが急に増えたり減ったりした原因を探すことができるようになります。

レスポンシブデザイン

あとは余談ですが、最近だとパソコンよりもスマホタブレットでブログ等を見る人が多くなっているので、自分のサイトがその辺どうなっているのかも見ておいたほうがよいでしょう。パソコンだけ、スマホだけでチェックしていると、もう一方で「こんな感じに見えているのか!」と驚きます。

まあさらに余談ですが、すごくシンプルなHTML手打ちサイトとか書いてる方は、やっぱり最低限viewportは埋めこんでおいたほうがいいです。(←自分へのツッコミ)
https://developers.google.com/speed/docs/insights/ConfigureViewport?hl=ja

*1:ブラックボックスというと、航空機が事故を起こした時に、回収されるボイスレコーダーなどを思い浮かべると思います。が、プログラムの中身とは関係なく、外部からいろいろ操作してテストすることです。

*2:一部サービスでは、管理者のまま「他の人からはこう見えます」という機能もあります