とある方へ寄付をした話(続・FLOSSへの貢献をどうやればいいのかわからない件)
寄付デビュー
先日こういう話を書いてたんですけど、寄付の類はこれ以外のジャンルでも何回か行ってきているのですが、FLOSS関連の方へというのは初めて行いました。そういうかたちでも貢献できるということを書いておこうと思います。
寄付する人(やコミュニティ)を探す
もちろん今回は某FLOSSになんらかの形で関与されている方へ寄付をしました。お金ではなく、Amazonギフト券を贈ったのです。
コミュニティの場合
寄付(英語ではdonate,donationと書かれています)を募っているコミュニティは山ほどあります、というかしていない所のほうが少ない、というか書いてなくともコンタクトをとれば寄付大歓迎のはずです。
たとえばLibreOfficeでは、ソフトウェアをダウンロードするときに寄付を募る一文が表示されます。VLCというメディアプレイヤーのサイトへ行くとトップページに表示されています。−−ですがだいたいはPayPalという決済システムがよく使われているため、これを利用している人であればすぐに寄付できるかと思います。(でも、そのハードルが高く感じられるんですよね。)
個人の場合
今回は個人をターゲットにします。
- 連絡先を明記している人を探す
- Twitterやブログ、雑誌記事やMLなどで、その人とコンタクトがとれる情報を公開している人を探します。
- Amazonのほしい物リスト(のたぐい)を公開している人
- 寄付の表明は?
そもそもAmazonを利用していなければ、送っても使ってもらえませんね。普段のつぶやきなどからAmazonを使っているかわからないようであれば、思い切って聞いてみるのもよいでしょう。
あえて「これから寄付します」とも言わなくていいんじゃないかと思います。Amazonギフト券であればメッセージも送れますし、開封したこともわかりますので。
そうそう、寄付したい人のメールアドレスも調べておきましょう。だいたい、アクティブな方はメールアドレスも公開されているはずです。わからなければこれも上記のとおりでTwitterのDMなどで聞くとよいのではないでしょうか。
寄付金額の決定〜ギフト券を贈る
あと必要なものはあなたのクレジットカードです。
Amazonギフト券は、PCではAmazonのトップページから上部にあるリンク「ギフト券」ですぐにアクセスできました。「Eメールタイプ」を選び、デザインや金額を指定してレジへ。現時点で15円から50万円まで設定できるそうです。
いくら贈ればいいのか、というのは、これは気持ちなので少額でもよいと思います。私はその人に読んでほしい技術書があり、その金額としました。あまりに高額な寄付をすると贈与税がかかるのでご注意を。(笑)
たとえば、私はできるだけ毎月1冊技術書かそういった雑誌を読むようにしていますが、良い本が無かった時は、これからその費用をどこかへ寄付してもいいかなあと思っています。
クレジットカードが使えない場合
クレジットカードが使えない人は、Vプリカ等でもいいと思います。
そもそも、年齢制限でVプリカなども買えないのであれば、コンビニなどで売っているカード型のAmazonギフト券を買い、そこのコード番号をメールで教えるというあらわざもあるでしょう。
わくわくする
その後は、ギフト券が使われたというお知らせメールが来たり、あるいは寄付があったことをツイートしたりブログに書かれるのを、わくわくして待ちましょう。あなたの寄付が、その人をちょっぴりしあわせにして、よりよい貢献につながるでしょう。
引き続き、FLOSS関連の活動に貢献したいけど何をすればいいのか手段が思いつかない方に、この記事が少しでも参考になればと思います。
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*1:その本はFLOSSの開発には関係なかったけれど、きっとその人にとってこれからの活動の励みになったと思います。