なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

FLOSSへの貢献をどうやればいいのかわからない件

ここ数日というかずっと前から、この辺どうにかできないかなーというのはずっと頭の隅で考えてる。で、僕の場合がっつりPCやネットに向かって調べたり書いたりする時間がほんとにないんで、*1なかなか言い出せないけどTwitterだと短すぎるしだらだら書く(あ、はてなハイクでやればよかったのか)。

あと今度OSCでセミナーを(また)やれることになったので、その下書きになるかもしれない。

貢献以前に貢献できること自体知らないとか。

ってあると思う。FLOSS=フリーウェア、ロハソフトとか思っちゃってる人。誰が作っているかとか、ダウンロードがsourceforgeだろうが全く気にしない人。ていうか気づいてない人。「誰かが作ってるらしい」「ただで使える」それだけ。
レビューを書かない読者や購買者という位置づけ。こういう人たちは機会が無い限りただの消費者でしかない。

とりあえずクレームは書くけど届かない

次にあるのが不満とかをどっかに書くだけ。窓口の(メール)アドレスがあっても、Twitterとかどっかの知恵袋とかに書いちゃって、コミュニティが拾いつくせない。運がよかったらコミュニティの人がハッシュタグで探してきて対応したりするけど、それは僕は運がいいだけだと思う。(たしかTwitterまでは追えませんとか書いているところもあったと思う。)できればそれはMLとかに言ってもらえるほうがありがたいんではないか。

MLこわい

しかしここでぐっとハードルが上がると思う。MLはむかし(今も?)お作法がきっつくて、過去ログを読んでなかったらボッコにされてしまう(ことがある)。なんかよくわからないからやっぱりつぶやくだけ、ということになってしまうのかもしれない。

英語(日本語以外)ができなくても実は翻訳の手伝いはできる

だいたいFLOSSは他国語だからそれがわからないとつらいじゃん、とくに翻訳とか……と思って敬遠する場合。ところが他国語ができなくでもやれることはある。日本語に翻訳する場合、読んでみておかしいところを指摘するだけでも十分貢献できる、これに気付かないままだそうで。

人柱になれる可能性がある

なんだかこういうのってハイパワーのマシンとかLinuxとか持ってないとだめなんじゃないの? と敬遠してしまうケース。実はWindows版のFLOSSを作っている場合、窓マシンでの動作検証としてあなたの環境が重宝されることがままあったりする。使っているOS*2とSP(サービスパック)、マシンのスペック(メーカーものならその型番)−−CPUやメモリの量なんかをきちんと申告できれば、「○○の動作をしたとき動かない」とかの再現実験をして報告できるということがある。

まだまだ難しいと感じる

どうやればいいのか書いたものがあったとする。なんとかそれをとっかかりにやろうとする。でもできなくてあきらめてしまう。難しいところをどうしたらいいのか聞きたいけど聞き方がわからない。いろいろ迷いたいけど時間切れになる。そのうち忘れてしまう。そして適当につぶやくだけに(以下略

結局

  • 協力したいけど意外にリソースかかる。いま貢献されているみなさんがほんとすばらしいです。
    • お金を寄付するだけでも一手段としてありなのかもしれないなあ
  • もっとハードルを下げた貢献方法の記事が増えるといい。そこに何か協力できないだろうか。
    • ほんと手取り足取り状態とか画面がちょっとかわっただけでもさしかえたやつとか。
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  • 関連記事のようなもの
    • PHPカンファレンス関西・基調講演(ざっくり抄録)( d:id:namikawamisaki:20110424
    • 「自分の中だけで完結しないで、隣の人に話す、あるいはTwitterなどでもいいからつぶやく」ことが大事、それがOSS貢献につながるきっかけとなる、という話
  • 今回のきっかけ

id:naruoga さんのこれ(できればTwitterサイトで見てほしい):

*1:これもちょっとずつiPodTouchとか使って下書きをためてるから言い回しとかおおかしいかも

*2:32bit版か64bit版かも重要