いろんな形態で作品にふれる機会を増やしてみる
ここのところのわたしの作品が、どこで読めるのかといった紹介をしてみます。また、テキストファイルの文章作品を書いてみたけど、どこに発表したらいいのかなあっていう人には多少参考になるかと思います。*1
ブクログのパブーが主戦場(なのか?)
ブクログのパブーは、現在自分が主戦場としている作品発表場所です。ここでは、自分が作ったepubやPDFもおけますし、パブーのシステムでの入稿もできます。テキスポを失ってからどうしようかなあと思っていたんですが、おそらくここにおちつきそうです。
1月には、以前HTML版を出していた、「終点ひとつ前ひまわり台駅 最後の太陽(はな)」を出してみました。これをkindle(アプリ)に送ってこっそり見てひとりで感動してました(苦笑)。
その他、できるだけ「じっくり読める」作品を配置していこうと思います。いかにもな「電子書籍」というかたちで読みたい人におすすめしたいです。
投稿者さんは、連載形式での掲載もできますけれども、超短編でもいいので「1作品完結させてから」ブクログのパブーに出してみたり、あるいは予算が許せばオンデマンド印刷などを試されるとよいかと思います。
作品発表ブログにたたきつける
そして、さくらのブログで超シンプルに、淡々と、「MisakiWorld作品発表ブログ」を作ってます。これは、テキストベースで発表していたものを中心に、ブログというメディアで作品を並べています。
上記の「ひまわり台」のブログ版もここにあります。スマホでアクセスするとスマホ版のページが出ますね。(これはさくらのブログの仕様です)
ブログ版のほうは、がっさり読みたいとか、ブログベースの読み物に慣れている人向けです。作品の創作年度でタグをつける実験もやっていますし、各種ソーシャルブックマーク(など)のボタンもつけてみました。
自分でサイトをたちあげるより、著作権関連のことが解決できていれば、ブログで作品発表するほうが楽です。無料のブログサービスはすでに飽和状態にあります。たとえばいまおうちで契約しているプロバイダーさんに付属してのブログサービスもありますし、星の数ほどあります。友達がたくさんいるようなサービスを選ぶのもよし、はてなやさくらのブログでひたすら地道にやるのもよし、ブログパーツがいろいろ選べるところで、サイドバーをデコるのもありだと思いますね。
個人的には携帯・スマホからの投稿(写真投稿やメール投稿)がやりやすい、あるいは専用アプリのあるブログサービスがおすすめではないかと思います。作品ができるまでの期間にちょっと息抜きで雑談を投稿できたほうがいいかと思います。
KDPの予定
KDPことAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシングにはものすごく興味があります。最大の利点は、Amazonで、著者名のをところをクリックすれば出る(現在「海の、、」だけですから)ところです。「海の、、」に興味を持ってくれた方が、他の作品を手に取るチャンスを、逃がしているわけですから!
ですが、慎重に作品を選んでいるところです。(現時点では「詩集 おもいで」が最有力候補ですが。)
しかしとにかく、何かしらの作品を、KDPで出してみたいということはここに書いておきます。
初心者さんがKDPに手を出すのはかなりリスキーだと思います。ノリとしては古き良き昔の「自費出版」、編集者ナシみたいなかんじですね。初期コストはすごい安いけども、編集者さんがいないので、有償の本はよほどでないと手にとってもらえないでしょう。また、有料本の売り上げを受け取る銀行口座の設定や手数料について、いろいろと難しい点があります。
かといって無料本にすると「次作」への期待がすごくはねあがったり、またその無料本がつまらないと二度と読者は来ないでしょう。無料本を出したいということであれば、KDPではなくパブーやメールマガジンという選択肢も検討したほうがいいです。
Twitterを使った作品宣伝など
そしていまどきらしいTwitterでの宣伝ですが、MisakiWorld公式アカウントならびに個人アカウントで随時行いますので、フォローいただけるとうれしいです。MW公式のほうは、ブクログにひもづいているため、買った本やCD、ゲーム(そしてそれらのレビューなど)も流れちゃうんですけど。個人アカウントのほうは、アレがナニして、イベント参加時には1日のツイート量が大量になりますから、適当にフォロー・アンフォローないしリスト入れがおすすめです。
やっと移植した。以前ウェブで公開していた作品です。 / “終点ひとつ前ひまわり台駅 最後の太陽(はな) - なみかわみさき | ブクログのパブー” http://t.co/wUnspIL6
— なみかわみさき (@komiyatatsh) 2013, 1月 27
それが本題ではないが、いじめやパワハラに悩まされている人は、そのときの分人ではなく別の好きになれる分人を...『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談...』平野 啓一郎 ☆3 http://t.co/znLnujlr
— Misaki World (@MisakiWorld) 2013, 1月 7
FaceBookには、「海のおっちゃんになったぼく」のFBページはあります。「いいね」待ってます。ほんと待ってます。
時間が許すなら作品別にそこまで手入れしたいけどできてないってのが率直なところです。そのために? 自サーバでWordPressを動かしたはずなんだけども。
先日テレビでもツイッター小説が紹介されるなど、超掌編の発表の場としてはいい感じじゃないでしょうか。そのとき、個人のアカウントと切り離してやるのか、混ぜてやるのかは考えておいたほうがいいと思います。小説が読みたくてフォローする人も、読みたくなくてアンフォローする人もいるでしょう。
ちょっとだけ気にしておいたほうがいいのは、著作権的なところ。詳しくは個々人で調べていただくとして、*2たとえばツイッターでは、RTという機能があります。まだ公式RTであればともかく、非公式RTになると、収集がつかなくなります。また、「パクツイ」と呼ばれる行為もあります。軽い気分でパクツイする人もいらっしゃるわけです。
また、非常にユーザー数が多いため、過去の誰かの著作に似たような文言を流してしまうと、「誰か」に「引っかかる」ことも十分考えられます。しかし、敷居は低く、つぶやきやすいとは思います。
電子書籍の利点
コラムサイトなどの(本人了承による)転載についてのネタなどが最近ありますが、(転載すると本家より転載先のほうがアクセスが多いとかSEO的に上位に出てしまうなど)
最近自作をさまざまな形態で出す実験をやっています。そうすることで、いろんな形態で読む人のハードルを下げたりできないかなあと思っています。
電子書籍*3にはバリエーションがもっとあって(もっと出しやすいものであれば)いいと思います。紙の場合、それは単行本(ハードカバー)と文庫本が基本としてあって、その後愛蔵版とか全集とか新訳とか新装版とかうんぬんになるでしょうけども、それぞれのコストは電子書籍のほうが明らかに低いはずです。いまのところ電子書籍の発表形態としては、以下のようなものがあると思います。
- ただのテキストファイル
- リッチテキスト
- HTML(PC版)
- スマホ対応HTML
- PDF
- epub,mobiなど
- 画像、あるいはアナログ本とまったく同じもののセット
- これも「電子書籍」といえる。電子データだから
パソコン(タブレット)があれば、およそこれらはすべて読むことが可能になります。あとは、個人がどの形態で読むのが好きかどうかにかかってくると思います。
そしてこれらに「タグ」や「もくじ、見出し」がついて、行き来できるとか*4、しおりが自由自在にはさめるとか、本体を損ねずにマーカーを引けるとか、となってくるでしょうか。
-
-
-
- -
-
-
- 関連記事のようなもの
- 書きあぐねている気持ちにカツを入れる4つの読み物( d:id:namikawamisaki:20071221 )
- 一太郎承(2012年版)からepub出力について思うこと〜iBooks対応のepubは作れないと知った日〜( d:id:namikawamisaki:20120320 )