続・debianさんに苦労させられる日々
前回のあらすじ
たまたま手に入れた8GBのUSBメモリにdebianをインストールすれば、現在の窓環境もつぶさないし、いろいろ勉強できそうだ、と安易にインストールしてみたものの……詳しくは前回のはてダにて。
日本語フォントのインストール
実際に行った作業と順番は前後しますが、先週の日本語環境文字化け(麻雀パイともいうらしい)を解決させるためには、日本語フォント(VLゴシック)のインストールが必要です。
# apt-get install ttf-vlgothic
インストール完了すると、即時文字化けが解決しました。おおお、これでやっとメニューからシャットダウンが選べる!*1
APTとaptitude
何人かの方にいろいろアドバイスをいただいたなかで、自分として復習しておかねばならないかなと思ったのはパッケージ管理です。RedHat系(=RPM系)に慣れているとうっかりわからなくなっていた。
- apt−−というか大文字の方がよいですね、APTはAdvanced Packaging Toolの略で、
- apt-getはバックエンド側
- aptitudeはフロントエンド側
- synapticとかと同じ
どちらにしても、/etc/apt/sources.list がちゃんと書けてなければ意味がありません(たぶん)。私の場合はインストール時点でネットワークに接続されていなかったこともあり(おそらく)、日本のサイト( http://ftp.jp.debian.org/debian/ )が書かれていませんでした。ので、これも手動で追記。
インストール時にネットワーク環境があったほうがいいと痛感
どんなにしょぼくてもいいので、有線でハブからDHCPがとれる環境がないと、いろいろしんどいなあと実感しました。窓の場合もインストール時に接続ができているといろいろ便利だけど、それとは違う方向で、ないと困るなあと思いました。そういう意味では、仮想環境上で動かすとかのほうがまだお試しという点ではよかったのかもしれません。
私の家の環境は1本だけADSLモデムからネットワークケーブルがのびていて、そいつを無線LANでとばすか、それを窓マシンなどにさしてADSLへPPPoE接続するか、という環境です。
こちらもヘルプいただいて、とりあえずPPPoE設定してつながるようにして、強引にアップデートに持って行きました。
- まず pppoeconf が無ければインストールする。
- これはインストールCDがあればインストールできるはず。
- pppoeconfを実行する。日本語フォントを入れていない場合はESCで終わってexport LANG=Cしておく。
- ADSL接続に必要なIDとパスワードを入れる。
- 設定完了後すぐにつなぐかとかいうあたりはお好みで。
これで、/etc/ppp/peers/dsl-provider に情報が書き込まれます。
あっ、接続時はpon、切断はpoff、ログはplogで見られるというのはちょっと楽しかったです。
ただ、ちょっとボケてまして、 pon dsl-provider と入力すべきところを、ponしか打ってなくてどうしてだめなんだとか迷ってたのはひみつ。
plogでつながってるっぽいと確認してから作業に入りました。
今後の課題
本来debianでやってみたいことにまだたどりついてないので、もうちょっといじらないといけません。まず、超ボケかましてるのが、どうやってFEPつうか日本語入力を起動させるのかというところ。時間切れでanthyとかscimとかそのへん入ってないかもしれないけど調べ忘れてました。もしかしたらそれそのものが(最初にオフラインインストールをしたせいで)インストールされていないのかもしれない。
いやはや、歯ごたえがあっておもろいですよ。そしていつもヘルプくださるみなさんに、感謝を。
*1:それまでターミナルからshutdown -h now とかやってた