なみかわみさきの日記

2018年ころまでの日記。

「この世界の片隅に」。

しかし今年は例年になくたくさん映画を観た。下記の通り。まだまだ少ないって言われるかもしれないけど、以前は1年に1本も観ないこともありました。

あと、まだもしかして都合があえば、『聖の青春』と『海賊と呼ばれた男』を観てみたい。

映画に行けなくてあとでDVDを買ったやつは、邦題オデッセイ(ぉ*1 と、ズートピアあたり。ズートピア、大人でも元気がでるしいい話でしたよ。食わず嫌いの人におすすめしたい。

それと、気になるけど結局見に行ってないやつはかなりある。

この中で一番よかったとかはあんまり決められない。どれも、演出とかにいいところがあるし、観るきっかけもさまざまで。全く事前情報なしで時間があったから映画館に寄ったとかもあるし、みんながTwitterで感想を流すからそれにいっしょに共感したくってあわてて見に行ったやつもあるし。

ただこれだけはいわしてください。『この世界の片隅に』は号泣した。もう、からだの水分と塩分がもっていかれました。その後しなしなになってたくらい。

すずさんの絵とか描いてみたいけど、描き方によったらネタバレ全開になる。

いやでも、ほんとなんか最近感情の部分使ってない人とか、見に行って、さながらデトックスみたいに号泣すべきだと思う。いろいろ考えさせられることや、考えないといけないこともあるけれど。

こどものころ、だいたい小学校の図書館においていた『はだしのゲン』。さいしょは、細かいこと、深いことを気にしないで、ただその粗筋のすさまじさに圧倒されながら、読みふけった人も多いと思う。『この世界の片隅に』には、それとおなじものがあった。21世紀のはだしのゲンかもしれない。


あっ、あと、親子で見に行くとして、えっちな要素は、キスするくらいはあります。あと遊郭の地域が出てきます(直接の描写はないですが)。ご参考まで。


ああー、話し出すときりがなくなるし書きすぎるとネタバレになるし、ああっっていう状態。でもあとひとつ。もしもまだ、いまは、『原爆ドーム』と呼ばれている建造物について、いまのかたちしか知らないというのであれば、ぜひ、本来のすがたについて調べておいてほしいです。

*1:やっぱり原作も読めば読むほどなぜ「火星の人」にしなかったのかと小一時間(略)